前の記事では、
その投稿が、
誰に向かって、
どのくらいの範囲に届いているのかを見てきました。
同じ内容でも、
届き方が違えば、
影響の大きさや感じ方は変わります。
ここからは、
もう一つの視点を加えます。
それは、
その投稿が、
どれくらいの時間にわたって
影響を持ち続けるのか、
という点です。
いま目にしている言葉が、
一時的なものなのか、
それとも、
あとからも繰り返し見られ、
積み重なっていくものなのか。
この回でも、
何かを決めることが目的ではありません。
まずは、
その出来事が
時間の中でどう扱われるものなのかを、
少しだけ整理してみます。
いまだけのものか、残り続けるものか
投稿を見たとき、
それがどれくらい続くのかを考えることは、
その重さを考えるうえで欠かせません。
一時的に流れていくものなのか、
それとも、
あとからも何度も見られ、
長く残り続けるものなのか。
この違いだけでも、
同じ内容の投稿が持つ意味は変わります。
その場限りのやりとりの中で消えていく言葉と、
検索や共有を通じて
あとからも見つけられる言葉とでは、
影響の広がり方が違います。
いま感じている不安や不快感が、
その瞬間のものなのか、
時間とともに積み重なっていくものなのかを、
まずは分けて考えてみてください。
これから増えていくのか、止まるのか
投稿がどれくらい続くかを考えるとき、
いま見えている状態だけでなく、
これからどう動きそうかを見ることも大切です。
同じような投稿が
何回も繰り返されているのか、
このあともそれが続きそうなのか。
それとも、
一度だけで終わりそうなのか、
あるいは、
二、三回くらいで
収まりそうなのか。
誰かが反応することで、
話題が広がっていくのか、
あるいは、
ほとんど触れられずに
流れていくのか。
こうした違いによって、
その出来事が
一時的なものになるのか、
積み重なっていくものになるのかが、
変わります。
この段階では、
それを予測できなくてもかまいません。
まずは、
動きがあるのか、
それとも止まっているのかという点に、
目を向けてみてください。
あとからも見つけられる形で残るのか
投稿がどれくらい続くかを考えるとき、
それが、
あとからも見つけられる形で残るのかどうかは、
とても大きな違いになります。
その場で流れていくだけのものなのか、
検索したり、
過去の記録をたどることで、
あとからも目に入るものなのか。
この違いによって、
同じ言葉でも、
時間が経ったあとの影響の大きさは変わります。
いまは目立っていなくても、
あとから探した人の目に触れる形で
残り続けることがあります。
この投稿が、
時間の中でどんな位置に残るのかを、
少しだけ意識してみてください。
積み重なって、イメージになるのか
投稿がどれくらい続くかを考えるとき、
もう一つ大切なのは、
それが単発で終わるのか、
それとも、
いくつも重なって
一つの印象やイメージになっていくのか、
という点です。
一つひとつの投稿が、
それほど目立たなくても、
受け取る側の中で
少しずつ認識が積み重なっていくことがあります。
それが、
ある人物や会社についての
一つのイメージとして
固まっていくこともあります。
この段階では、
それが良いか悪いかを決める必要はありません。
まずは、
その投稿が、
時間の中で
どんな印象として残りそうかを、
少しだけ考えてみてください。
この出来事は、時間の中でどう扱われるのか
ここまで見てきたのは、
その投稿が、
時間の中でどんな形で存在しているのか、
という点でした。
一時的に流れていくのか、
何度も繰り返されるのか。
あとからも見つけられる形で残るのか、
それとも、
その場かぎりで消えていくのか。
さらに、
それが受け取る側の中で
どんなイメージとして積み重なっていくのかも、
時間の一部です。
こうして見てみると、
同じように不快な投稿でも、
置かれている時間の中身は
かなり違うことが分かります。
この段階では、
それがどれくらい深刻かを
決める必要はありません。
まずは、
この出来事が、
時間の中で
どんな扱われ方をしているのかを、
少し整理できていれば十分です。
次からは、
ここまで見てきた
「中身」「届き方」「時間」を踏まえながら、
状況の整理を
もう少し具体的にしていきます。
時間の中でどう扱われるかが違えば、
同じ言葉でも、
与える影響や残り方は変わります。
いま感じている違和感が、
一時的なものなのか、
それとも、
これから積み重なっていくものなのかを、
この段階で少し意識できていれば十分です。