なぜこのサイトを作っているのか

インターネット上には、不安をあおるような情報や、
すぐに結論を急がせる情報、
物事の勝ち負けを中心とした情報が多くあります。

実務を続ける中では、
判断や答えを急いでしまい、
本質的な問題から目を背けて、
目の前の相手を否定することに集中しすぎて、
誰のためにもならない行動をしてしまう人を見てきました。

そのため、一度立ち止まって、
もっと本質的な部分を捉えるための情報があってもいいのではないか、
と感じる場面が増えてきました。

例えば、子どもがいる離婚の場面では、
親権や養育費、面会交流といった
法的な項目を決めることになります。

しかしその根底には、
夫婦のどちらが勝ったか、負けたかではなく、
離婚後も子どもができるだけ安定した環境で暮らせるようにするには
どうすべきか、という、
より本質的な問いがあります。

実際の紛争では、
自分の主張がいかに正しいか、
相手の言動がいかに非常識かを
強調することに集中し、
本質的にどう解決すべきかという部分を
見直す余裕が失われてしまうことも少なくありません。

そうした場面で、いきなり結論に飛びつくのではなく、
一度立ち止まり、
本質的に解決を考えるための視点を持つことが、
何より大切なはずだと感じています。

このサイトは、
インターネット上に多く見られる情報とは少し違う立ち位置から、
静かに考えるための視点を提供したいという思いで作りました。

サイトの思想・本質的な価値観

法律の評価は、
問題を整理するための一つの線引きであり、
それ自体が、
必ずしもその人にとっての
最終的な「正しさ」ではないのかもしれません。

その出来事が、
誰の人生にどんな影響を残し、
この先、どんな時間を生むのか。

そこまで含めて考えていくことが、
本当の意味での「解決」に、
少しずつ近づく道なのではないかと感じています。

この見方は、
単に法律的な判断だけを重視するのではなく、
その出来事の「その後の時間」や、
その人の人生全体にどんな影響を残すのかを、
静かに見据えようとする視点です。

裁判所が示す基準や、
法律の評価は確かに重要です。
しかし法律は、
その人の人生を規定する唯一のものではありません。

だからこそ、
法律が示す「正しさ」や判決の重みと、
その背景にあるその人の人生を、
同時に見つめることが必要だと考えています。

このサイトでは、
「勝てるかどうか」や、
「違法かどうか」だけでなく、
その選択のあとに続く時間まで含めて、
判断を深く整理していくことを、
静かに大切にしていきたいと思っています。

このサイトで発信している情報について

ここに掲載している情報は、
「依頼を前提に理解してもらうための説明」ではありません。

多くの法律問題では、
「弁護士に相談すべきかどうか」を判断する段階が、
最も迷いが大きく、精神的な負担も重いものです。

そのためこのサイトでは、
依頼するかどうかを決める前の判断材料として、
できるだけ正確で、整理された情報を提供することを重視しています。

読んだ結果として、
「今回は依頼しない」という判断に至るのであれば、
それも一つの適切な選択だと考えています。

収益や広告についての考え方

このような情報発信によって収益を得て、
運営を安定して継続し、
より多くの人に情報に触れてもらえる機会を増やしたいと考えています。
そのため、広告等を利用した収益化にも積極的に取り組んでいます。

ただし、情報の内容や結論を、
収益のために歪めたり、
不安を煽って行動を急がせたりすることはありません。

最後に

法律問題は、
早く動けば必ず正解になる、というものではありません。

一度立ち止まり、
情報を整理し、
考える時間を持つこと自体が、
問題解決の一部になることもあります。

このサイトが、
そのための静かな材料置き場の一つになれば、
それで十分だと考えています。